有言実行会社シラフ blog

代表のシラフです

測るのではなく、測られていた。

どうも。シラフです。

 

突然ですが、クイズ番組は好きですか?

昔からよくテレビで【IQ】という言葉を見て

クイズ=IQ

IQ=頭の良さ?

という認識が強まってると思います。

 

ですが最近のクイズ番組を見てると…

『◎◎レベル』

『◎◎級問題』

などと言った形で、

『IQ◎◎』と言った問題をあまり見なくなりました。

 

そこで、【IQ】とは何か。を改めて調べ、

なぜ【IQ】と言う言葉が表向きに出なくなったのか。

を個人的な見解を踏まえてご紹介してみたいと思います。

 

 

目次

 

 

 

 

1.【IQ】とはそもそも何か?何を測るのか?

【IQ】(intelligence  quotient)の略

知能検査の結果の表示法の一つ知能指数

『同年齢集団においての平均値を基準とした発達レベル』

と言った意味を持ちます。

…難しい表現ですね。

 

題名にもある通り

『測る』ではなく『測られる』が目的です。

 

具体的な目的としては、

①知能機能の遅れや障害などの有無に対する鑑別の参考

②特別支援学校等での学習指導の判断材料としての一つ

等が挙げられます。

 

しかし、当然ですがこれだけで判断の確定にはならず。

『IQ高いから頭良い?』とは限らないのです。

『知能』と言うのに結論はありません。

【論理・数学・言語的に数値上優れてる】

と言った意味にとられます。

それ以外にも【対応力・応用力】と言った人間には様々な能力が当然あります。

なので簡単に言ってしまえば

『その人の得意・不得意の把握の材料とし、教育や成長に役立てる』

そのための参考値なのです。

 

 

 

 

2.どんなことに役立っているのか?

上記に書いたように、

”知能機能の遅れや障害などの有無に対する鑑別の参考”

これを基準以下と鑑別されると

『知的障害』と判断されるケースがあります。

では、『どのような基準?』・『どのような支援?』

があるのかを簡単にではありますが紹介してみます。

 

 

厚生労働省が定める判断基準

1 知的障害

「知的機能の障害が発達期(おおむね18歳まで)にあらわれ、日常生活に支障が生じているため、何らかの特別の援助を必要とする状態にあるもの」と定義した。
 なお、知的障害であるかどうかの判断基準は、以下によった。

 次の (a) 及び (b) のいずれにも該当するものを知的障害とする。

(a)  「知的機能の障害」について
 標準化された知能検査(ウェクスラーによるもの、ビネーによるものなど)によって測定された結果、知能指数がおおむね70までのもの。

(b)  「日常生活能力」について
 日常生活能力(自立機能、運動機能、意思交換、探索操作、移動、生活文化、職業等)の到達水準が総合的に同年齢の日常生活能力水準(別記1)の a, b, c, d のいずれかに該当するもの。

『知能検査結果』の数値が概ね”70”以下で 『日常生活能力』が同年齢の水準以下と判断される際に『知的障害』と認識されているようです。

 

 

2 知的障害の程度

 以下のものを、基準として用いた。

 *  知能水準がI~IVのいずれに該当するかを判断するとともに、日常生活能力水準が a ~ d のいずれに該当するかを判断して、程度別判定を行うものとする。その仕組みは下図のとおりである。

    • 程度別判定の導き方
      • 知能水準の区分
        • I ・・・ おおむね20以下
        • II ・・・ おおむね21~35
        • III ・・・ おおむね36~50
        • IV ・・・ おおむね51~70
      • 身体障害者福祉法に基づく障害等級が1級、2級又は3級に該当する場合は、一次判定を次のとおりに修正する。
        • 最重度 → 最重度
        • 重度 → 最重度
        • 中度 → 重度

    (※ 程度判定においては日常生活能力の程度が優先される。例えば知能水準が「I(IQ ~20)」であっても、日常能力水準が「d」の場合の障害の程度は「重度」となる。)

 

上記の通り【IQ】ではなく【日常生活能力水準】が程度判断に優先されてます。

『知能』が優先ではないという事です。

 

※下記リンクより引用

www.mhlw.go.jp

www.mhlw.go.jp

 

②どのような支援があるのか?

※地域・自治体により異なります

・保育、教育における援助

・公共交通機関の割引

・税金の免除や控除

・レジャー施設等での割引

等が一例として挙げられます。

他にも沢山の支援・サービスがあります!

 

※とても参考となった記事が御座いましたので

下記にURLを貼ります。

気になる方は是非参考にして下さい。

http://ryouikutecho.com/

 

 

 

 

3.テレビで【IQ】と言う単語を見なくなった事についての個人的見解

さて、小難しい?ことを書きましたが

上記通り『IQ◎◎』という表現をあまり見なくなった事についての個人的な見解です。

 

…最近のテレビって表現?に対しての規制?が厳しくなってきていると思いませんか?

 

ネット社会が確立し、誰でも色んな人とやり取りが出来るがその中でモラル無き言葉で他人を傷付けるという事が多々あるように思えます。

シラフはこれに近い事が原因ではないかと思いました。

 

【IQ】という正式な言葉で数値を表現すると他者と比べられる。

という声が多いのではないでしょうか?

なのでバラエティとして独自の表現で数値やレベルを決め、楽しく見れるように工夫したのではないでしょうか?

 

完全に個人の見解です(*_ _)

皆様はどう捉えますか??

 

 

 

 

4.まとめ

久しぶり?にマジマジと書いてみました♫

 

書いたきっかけは最近【IQクイズ】にハマってた!!

からです(笑)

脳が疲れ糖分を取り、回答を見つける。活性化する。

これがとても楽しかったから。だけです(笑)

 

 

☟こう言うの大好きです(´∀`*)ウフフ

気になった方は是非チャレンジ!!!!
 
 
 
最後までお読み頂きありがとうございました!
 
 
では、また。シラフでした。ノシ