シラフ 思い出の一曲
今では色々なジャンルの曲・楽器・クラシックにも興味を持つ私ですが、
今回は音楽に興味を持ったきっかけの曲と、その曲が持つ意味を
私なりの解釈で紹介したいと思います。
そのアーティストは…
BUMP OF CHICKEN（以下 BUMP）
2001年発売『天体観測』で知られる４人組バンドです。
音楽好き・バンド好きには説明不要ですね。(笑)
ボーカルの藤原基央さんがほぼ全曲の作詞・作曲をされてますが、
その世界観・情景描写・言葉の使い方、尊敬する所が多いです。
今年でデビュー21周年目。未だにテレビにほとんど出演しないが
映画・アニメ・ドラマ・CMと沢山タイアップされてます。
そんなBUMPさんのある曲との出会いが、音楽に興味を持つきっかけとなりました。
その曲がこちら…
2009年11月25日発売の15thシングル
R.I.P.（アール・アイ・ピー）
【Rest in peace】の略。直訳で【安らかなに眠れ】
…比較的最近の曲です(笑)私が音楽に興味を持ったのは最近なのです！
それは置いておき、まずは歌詞を…リンクで…
R.I.P. - BUMP OF CHICKEN - 歌詞 : 歌ネット
引き込まれるような唄い出し。静かなギターに深く入ってくるような
ドラム・ベース。中盤からラストに向けてアツくなる曲調。
カッコいいです。ただただ。
藤原さんはストーリー性のある曲や過去の思い出を唄うことが
多いですが、この曲も同じかと思います。
1番にて
自転車置き場 会いに通った 尻尾の生えた内緒の友達
言えない事が今よりもあった 寂しいのは失くしたからじゃない
2番では
母の日の朝 父さんとシャベルで 尻尾の付いた友達の墓
悲しい事は宝物になった 君もきっと そりゃもう沢山 持ってるでしょ
2番のサビで
そこに僕が居なかった事 今は側に居られる事
子供の時に出会った『内緒の友達』との歌、そして亡くなってしまい
【安らかに眠れ】と唄っている曲ととれます。
『尻尾の生えた』と『尻尾の付いた』と言葉を分けてることに
言葉選びの丁寧さを感じました。
あぁ、藤原さんの思い出の曲なんだな。っと思いました。
しかし、スルメ曲（聴けば聴くほど良さが出る）が多いとの
評判を知った私は、そりゃもう沢山聴きました(笑)
そしてメッセージ性もあるのでは？と疑問に思った歌詞がこちら。
間奏後の出だしより
ここに誰が居たかっただろう それが僕にもなり得る事
こんな当然を思うだけで 眠れない程怖いんだよ
大サビより
そこに君が居なかった事 そこに僕が居なかった事
こんな当然を思うだけで 今がこれ程
愛しいんだよ 怖いんだよ
流れで聴けば当然『内緒の友達』と一緒に居た自分の事だと思います。
しかしある時を境に私にはこんな風に聴こえてました…
完全に個人の見解です。
今近くに居る大切な人がほんの少しタイミングが違ったら全く知らない人。
今全く知らない人がもしかしたら大切な人。
になり得たのかもしれない。
※後で気付きましたが、YouTubeコメント欄に似ている解釈を
されている方を見つけ驚きました(笑)
こんな当然を思うだけで 今がこれ程 愛しいんだよ 怖いんだよ
どうしようもなく消せない感情に【安らかに眠れ】と唄ってる。
こんな風に聴こえてます。
また、
この曲の最後の一行
あの日の僕に君を見せたい
は今を精一杯大切に出来るようになったら
あれこれ考えてた自分と、何も知らない過去の自分に
唄ってやってくれ！という応援歌なのかと感じました。
…完全に深く考えすぎでしょう(笑)
当時私は大切な人を失くしそうな時でした。
それもありそんな聴き取り方をしたのかも知れません。
今でも大切な人です。大丈夫。
解釈は人それぞれ！！
ちなみに…
2016年2月11日に幕張メッセで行われた
20周年記念ライブ【XX】（トゥエンティ）
の最後のMCにて藤原さんは
『始まりは4人だったんですけど、その4人に一番見せたい景色が、
ここにあると思いました。』
と言ってます。
この日演奏された2曲目の 【R.I.P.】は歌詞の最後
地球で一番 幸せだと思った あの日の僕に君を見せたい
の部分を
唄い方なんか 全然知らなかった あの日の僕に君を見せたい
とアレンジを加えてました。MCはここに繋がってるのだと
勝手に想像してました(笑)考えすぎ！！
コーラスを唄ってたベースの直井さんが歌詞が変わった瞬間
マイクから離れたのは完全なるアドリブだったからでしょう。
良くアレンジをするバンドなのでこう言った所も
魅力の一つです！！
長々と今更ながら語ってしまいました。
お読み頂きありがとうございます。🙇
2017年9月よりスタートのツアー
【BUMP OF CHICKEN TOUR 2017~2018 PANTHFINDER】
にも参戦予定です！！楽しみです！！！
では、また。
